米子空港(鳥取県境港市佐斐神町)の滑走路延長(二千五百メートル化)に伴い整備される同空港とJR境線新駅を結ぶアクセス路と関連施設について、整備費の負担割合をめぐり協議が難航していた県と米子市、境港市が、県の提示した負担割合で近く合意することが、七日分かった。県は歩道橋部分の整備は全額県が負担し、新駅のトイレと待合施設の整備費は、県が85%、米子市が10%、境港市が5%の割合で負担する案を提示している。
県などによると、新駅と空港を結ぶアクセス路は約二百五十メートル。全区間を屋根付き歩道とし、県道を横断する部分はエレベーター付きの歩道橋を設置、新駅にトイレと待合施設を設ける計画で、二〇〇八年度内の整備を目標にしている。
空港敷地内は国が整備する予定だが、歩道橋を含む敷地外施設の整備費負担をめぐっては、昨年六月に米子市10%、境港市5%の整備費負担を求めた県に対し、財政難の両市は「他施設の事例を見ても、地元自治体に負担を求める根拠がない」などと反発。その後も事務レベルの話し合いを何度か重ねたが、合意に至っていなかった。
ただ、県が両市に求める負担額も次第に減り、昨年十二月の時点で、米子市は「完成後の維持費が心配だが、応分の負担は仕方がない」(同市幹部)と態度を軟化。六日に同市内であった会合で、両市はトイレと待合施設の負担のみ受け入れる姿勢をみせたという。アクセス路と関連施設の負担額は、最終的に県が二億円、米子市が二百万円、境港市が百万円程度になるとみられる。(2/8記事)
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