韓国の海運会社が鳥取県境港と韓国・江原道東海(トンヘ)、ロシア・ウラジオストクを結ぶ国際定期貨客船の就航を目指している問題で、海運会社の韓国政府への申請が遅くても十八日までに認可されることが十五日分かった。韓国を訪れていた鳥取県境港市などの訪問団が帰国後、明らかにした。就航に向けての大きな障害はなくなり、早ければ七月にも本州の日本海側では唯一の定期貨客船航路が実現する運びになった。
境港市や境港商工会議所、米子市、島根県松江市、安来市、鳥取県などからなる訪韓団は十二日から韓国を訪問。運航を計画しているDBSクルーズフェリー(ソウル)の朴台郁(パクテウク)社長と会談したほか、東海市、さらには別の日本海定期航路計画がある江原道の束草(ソクチョ)市などを訪れて定期貨客船就航を働き掛けた。
境港市の中村勝治市長によると、韓国政府の出先機関である東海地方海洋水産庁の朴魯鍾(パクノジョン)庁長は遅くても十八日までに認可が下りると表明。DBSの朴社長はそれを踏まえ、三月中に就航する船を手配し、早ければ七月にも就航できる見通しを示したという。
就航に向けては鳥取県が四月にも境港に仮設の旅客ターミナルを建設することにしている。また、就航には国土交通省の認可も必要だが、県が全面的に支援することにしており、中村市長は「クリアしなければならない問題もあるが、県と協調して努力したい」と期待を込めた。(2/16記事)
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