境漁港(鳥取県境港市昭和町)のクロマグロの料理開発などを行う「名物料理を作る会」(秦野一憲会長)は二十九日、「鬼太郎マグロラーメン」(仮称)の試食会を米子市内のラーメン店で行った。「生臭くなくておいしい」「単調で物足りない」などと参加者の評価はさまざま。改良を重ねて七月の提供を目指す。
生臭さを取るため表面を焼いたマグロの頭でだしをとった塩味のスープ。しょうゆに漬けたマグロの切り身三枚のほか弓浜半島の白ネギや岩のりなどをトッピングした。
同市角盤町四丁目の「太陽軒」であった試食会には、同会役員ら約十五人が参加。「マグロのだしが効いていて上品でヘルシー」「マグロは生でもスープに浸してもおいしい」と好評価がある一方、マグロの火の通り方で好みが分かれたりこく不足を指摘する声もあった。会社員の砂田佳代子さん(25)は「さっぱりしていてくせがなく食べやすかった」と話していた。
会では今後、試食会での意見を基に研究試作を重ねてレシピを完成させるとともに提供店を募り、マグロシーズンの七月に中海圏域の飲食店で同ラーメンの提供を始める。価格は七百五十円前後を予定。ねずみ男や鬼太郎などのイラストが入ったマグロラーメン専用の丼も作っていく。
同会は、県西部の産業振興を目的に昨年一月に設立された。地元産物の料理研究を行っており、昨年はマグロの内臓などを使った料理を開発。今回は、誰もが気軽に食べることができるラーメンに、マグロと鬼太郎のインパクトを加え、日本一の水揚げを誇る境漁港のマグロをPRしていく。 (1/30記事)
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