昨春全国公開されてヒットした実写版映画『ゲゲゲの鬼太郎』(原作・水木しげる、監督・本木克英)のパート2が今夏、公開される。“鬼太郎のふるさと”鳥取県境港市では昨年、前作の公開を追い風に水木しげるロードに年間約百四十七万八千人の観光客が訪れた。地元ではパート2公開によるさらなるにぎわいに期待している。
楽しくにぎやかだった前作から一転、今作は、「妖怪と人間の許されざる恋」が軸。女性の連続失跡事件の謎を追う鬼太郎が、千年前の妖怪と人間の切ない恋物語に関係している事実に気付く。一方、事件の裏には人間への復讐(ふくしゅう)のため世界破滅をたくらむ妖怪「ぬらりひょん」たちの陰謀があった−という内容。
ウエンツ瑛士が鬼太郎を、大泉洋がねずみ男を演じるなど主要キャラクターの配役は前作のまま。日本滅亡の危機を救おうとする鬼太郎と戦う「ぬらりひょん」は緒形拳、妖怪ながら人間(萩原聖人)と恋に落ちる「濡(ぬ)れ女」は寺島しのぶが演じる。昨年十二月にクランクインしており、夏公開予定。
配給元の松竹によると、前作は興行収入二十三億円のヒットを記録。境港市の水木しげるロードでは、映画公開の好影響などが市の観光客の呼び水にもなった。
市観光協会の桝田知身会長は「今年は(年間入り込み客数)百六十万人を目指しており、パート2の公開は弾みがつくのでありがたい。協会として、映画を支援しながら境港市の観光をPRしていきたい」と話している。(1/8記事)
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