鳥取県は二十六日までに、韓国の大手海運会社DBSクルーズが計画している境港、韓国・東海(トンヘ)市、ロシア・ウラジオストクの三港を結ぶ国際定期貨客船の就航の実現を目指し、将来的な貿易貨物確保の足掛かりをつくるため、今年四月以降、関係地域に経済交流団を派遣することを決めた。
DBSクルーズフェリー就航に向けた周辺環境整備と境港のポートセールス、ロシアとの貿易拡大に向け、今年四月−五月に五泊六日の日程で県、さかいみなと貿易センターなどの関係職員で構成する事前調査団を派遣。日本国内の企業との貿易を望むロシア企業の調査、港湾視察、ウラジオストク総領事館との情報交換を行う。
これを受けて七月ごろには米子、境港両市から十人程度の経済交流団を一週間派遣し、企業訪問や同総領事館で食事を交えた交流会(ケータリング)を開催。九月には東海市にも交流団を送り、境港のPRイベントや韓国企業との意見交換を通じてビジネスチャンスの創造につなげる。また、昨年境港市で開催された北東アジア地方政府サミットで合意した韓国・束草(ソクチョ)など環日本海地域と境港を結ぶ新航路開設の港湾物流調査も計画している。
県経済政策課は「交流団派遣は将来的に国際定期便の貨物を集めていくための地ならし」としている。県は新年度当初予算総務部長査定で「新規フェリー就航誘致促進事業」として約千三百七十万円を計上した。 (1/27記事)
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