「第二十四回境港水産まつり」(境港水産振興協会主催、新日本海新聞社など後援)が七日、鳥取県境港市昭和町の県営境港水産物地方卸売市場周辺で開かれ、約八万人(主催者発表)の買い物客でにぎわった。境漁港に揚がった鮮魚をはじめ水産加工品などが特別価格で販売され、消費者は売り手の「浜っこ」の心意気を感じながら海の恵みを手にしていた。
会場ではアジ、サバ、ハマチ、白イカ、ベニズワイガニなどを大放出。「鳥取県魚とのふれあいまつり」(同ふれあい推進事業実行委員会主催)との同時開催とあって、ヒラメやカサゴの稚魚の放流や地元漁船のパレードなど多彩なイベントもあった。
奄美大島産の約六〇キロのクロマグロが目の前でさばかれた解体ショーでは観客が目を丸くし、競り体験では参加者が値段を決めたり競り人になるなどして大盛り上がり。ゆでたベニズワイガニを無料で試食できる一角は、境漁港ならではの豪快な振る舞いだけあって家族連れを中心に長蛇の列が。漁業関係者に簡単な身の出し方を教わりながら秋の味覚を口にし、顔をほころばせていた。
クーラーボックスを持参して訪れた松江市東忌部町、公務員、今岡章雄さん(47)は「アジやカニ、つまみ用の小魚などを買いました。水産まつりでは種類が多いし安くてうれしい」と話していた。 (10/8記事)
|