「和牛博覧会inとっとり−第九回全国和牛能力共進会鳥取県大会−」が十一日、開幕した。米子市崎津団地のメーン会場では開会式が行われ、出品者を代表して鳥取県の鳥飼育子さん(58)=倉吉市関金町=と谷口拓也さん(29)=鳥取市河原町=が「和牛の未来に大きな夢を与えるよう最善を尽くします」と宣言。初日からメーン会場とサブ会場(境港市)を合わせて三万千六百六十人の人出でにぎわい、五年に一度の和牛のオリンピックが華々しく幕開けした。
常陸宮ご夫妻をお迎えした開会式には、出品関係者や一般来場者ら約二千人が参加。鳥取県警音楽隊が演奏する「大山賛歌」に合わせて、三十八道府県の出品者ら五百三十二人が、地域の畜産振興への願いを胸に入場した。
全共を主催する全国和牛登録協会の福原利一会長が「全共は和牛改良の実証の場。出品者の皆さんに敬意を表するとともに、堂々のご健闘をお祈りする」と式辞を述べ、鳥取全共名誉会長の平井伸治県知事が「秋風そよぐ中、全国からエリート牛が集まってこられた。和牛の家畜としての優秀さは世界に広まりつつある。和牛改良の歴史深い鳥取県にようこそ」と歓迎の意を表した。
アトラクションで、大山町の大山西小学校の五年生三十二人が、同町に伝わるからす天狗伝説をイメージした創作ダンスを披露。大きな声とダイナミックな動きで、大会を活気づけた。 (10/12記事) |