昨夏、鳥取県境港市上道町の上道公民館のコンクリートとアスファルトの間から芽を出して実を付け、地域の話題になった“ど根性スイカ”の種から育った“二世”が同公民館裏庭で真ん丸のかわいらしい実を付けた。七月の長雨など厳しい環境に耐えて生き残り成長しただけに、関係者らはその親譲りの根性ぶりに感心しながら見守っている。
同公民館入り口の車イス用スロープとアスファルトとの一センチほどのすき間から生えてきた“ど根性スイカ”。五月初旬、大切に保管していたこのスイカの種を十粒ほどプランターに植えたところ、七つの芽が出た。
長雨などのせいかそのうち六つは枯れてしまったが、残った唯一の苗をプランターから同館裏庭に移し替えると、日に日に元気に。二つ実が出来かけたが一つはだめになり、残りの一つだけなんとか成長を続けていた。
現在は円周が三十二センチほどになり目に見えた成長は止まったものの、公民館職員や地域住民らが様子を見ながら観察中。現在は、カラスに突かれないようかごで保護しており、今月末には収穫する予定だ。
徳尾勝館長(66)は「毎日、このスイカを見てはその根性に刺激を受け、励まされています」と笑顔で話している。(9/12記事)
|