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 2007年08月28日
 
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2007年08月28日
米子ソウル便休止問題 観光業界も危機感
韓国の旅行社と提携し、韓国人ツアー客をバスで県内の観光施設などに案内しているチロル観光(鳥取県江府町小江尾)は、同便の利用客をほぼ毎週のペースで受け入れている。多い時には大型バス三台にも及ぶ利用があり、主要な事業の一つと位置付ける。(日本海新聞提供)

 韓国の旅行社と提携し、韓国人ツアー客をバスで県内の観光施設などに案内しているチロル観光(鳥取県江府町小江尾)は、同便の利用客をほぼ毎週のペースで受け入れている。多い時には大型バス三台にも及ぶ利用があり、主要な事業の一つと位置付ける。

 同社の川上和人社長は「安定的に韓国からの利用が見込めるのは定期便があればこそ。景気低迷などで地元の団体旅行が落ち込んでいる部分を、穴埋めしてきただけに影響は大きい」と語る。

 年間約四十万人が訪れるとっとり花回廊(南部町鶴田)では、県の施策で同便と県内の宿泊施設を利用した団体ツアーの入場料を免除していることもあり、韓国人観光客の利用がここ数年、増加。二〇〇六年度の利用者数は年間約三千三百人と、就航当初の〇一年度の五倍以上に上る。

 パンフレットや園内の案内看板、さらには園内アナウンスにもハングルを取り入れ、受け入れ環境を整えてきただけに、担当者は「ようやく現地の旅行社に認知され、リピーターになってもらっていたのに」と戸惑いを隠せない。

 同便利用促進のため、民間有志が発案し、今春から始まった韓国人観光客向けの「温泉付きゴルフパック」。宿泊客を受け入れる皆生温泉の三井旅館グループの杉本真吾会長は「韓国のエージェントから評価を得て、成果を出しつつあるところだった。これからの企画だっただけに残念だ」と話す。

 企画はゴルフ場と温泉地が近接する米子市の立地と、米子空港を午後から出発する同便の特徴を生かす試みで、関係者も大山の紅葉などの魅力が加わる秋以降の集客に期待していた矢先だった。

 企画に参加する米子ゴルフ場(同市両三柳)の森本晃一副支配人は「始まったばかりなので定着するには続けていくことが必要。なんとか存続してほしい」と、鳥取県の平井伸治知事らによるアシアナ航空との直接交渉の結果に期待を寄せている。(8/26記事)

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