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 2007年08月10日
 
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2007年08月10日
米子空港から移植10カ月 白くけなげに開花
米子空港(鳥取県境港市佐斐神町)の滑走路延長事業で、拡張区域に生息していた貴重植物の「ハンゲショウ」が昨年十月に区域外に移植され、この夏、小さな白い花を穂状に咲かせた。一冬越えての開花に、国交省は「順調に根付いている」としている。(日本海新聞提供)

 米子空港(鳥取県境港市佐斐神町)の滑走路延長事業で、拡張区域に生息していた貴重植物の「ハンゲショウ」が昨年十月に区域外に移植され、この夏、小さな白い花を穂状に咲かせた。一冬越えての開花に、国交省は「順調に根付いている」としている。

 環境影響評価に基づく保全措置として、国交省は区域内の三カ所に生息していた二百九十六株を空港近くの人目に付かない湿地帯にまとめて移植。七月十一日に調査したところ株数が七百八十六株に増え、開花しているのが確認された。

 ハンゲショウは水辺や低湿地に群生する多年草で、花期は六−八月。葉の下半分が白く“化粧”することからその呼び名が付いたとされる。減少が顕著で、生育環境が悪化しているため、鳥取県のレッドデータブックは準絶滅危惧(きぐ)種に指定している。

 移植されたハンゲショウは立秋(八日)を前にしても、所々で花の白さを保ったまま。白くなった葉の上ではコガネムシが休息を取っていた。(8/8記事)


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