米子空港(鳥取県境港市佐斐神町)の滑走路延長事業に伴うJR境線の迂回(うかい)計画について、国交省中国地方整備局は四日、JR西日本米子支社との間で補償工事の契約が結ばれたとして早ければ八月にも現地着手する見通しを明らかにした。工事は二〇〇八年度内に完了するという。
同局境港湾・空港整備事務所によると、滑走路延長によって支障を来たすJRに対して国が補償し、JR側が迂回工事に取り掛かる。補償契約は単年度ごとにあり、総額は約十億円。両者は設計に関する〇六年度の契約を経て、〇七年度の工事契約を六月十二日に締結した。現在はJR側が具体的な工事の準備を進めている。
計画では、JR境線は現ルート東方の美保湾側に迂回し、その延長距離は御崎口駅−中浜駅間の約二キロ。この間にある大篠津駅は新駅として別の地点に移設し、大篠津駅の列車行き違い設備は中浜駅に移す。
滑走路が東方に五百メートル延びて二千五百メートルになる米子空港の東隣には県道、JR境線、市道が西から順に通り、このうち市道迂回は八月一日に供用開始予定。今回、補償契約が結ばれたJR境線の迂回工事が進んで線路の付け替えが完了すれば、連動して県道迂回も供用開始し、滑走路延長事業の本体工事は本格化する。(7/5記事)
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