日本船主協会など海事関係団体で組織する「海の日」連絡会(事務局・日本海事広報協会)は、二〇〇七年度の海の日モデル地区として境港市を認定した。認定事業は〇四年度に始まり、鳥取県境港市が全国四カ所目。認定に伴って航海訓練所(横浜市)の練習船「青雲丸」(五、八九〇トン)が十月に境港へ寄港し、船内を公開するという。
七月第三月曜(十六日)の海の日に合わせ、境港市では境海上保安部の巡視船艇による乗船体験や鬼太郎、猫娘による境港−隠岐航路フェリーへの訪船などのイベントが繰り広げられる。弓浜半島の北端に位置し漁港、商港を備える地域としての風土や歴史を踏まえた取り組みが、「海の恩恵に感謝し、海洋国日本の繁栄を願う日」とする海の日の思想普及に貢献していると評価された。
認定証の交付式は十月二十一日で、青雲丸の公開は同日と翌二十二日。青雲丸では市内の児童、生徒を対象にした船内教室もあり、中村勝治市長は「子どもたちがもっと海洋環境や海の恵みに関心を持つようになれば」と期待。「モデル地区になった以上、海のまちとして海浜清掃や訪船活動などの取り組みを強めたい」と話す。
モデル地区はこれまで静岡市、大船渡市(岩手県)、下関市(山口県)が認定されている。(7/14記事) |