鳥取県境港で水揚げされた本マグロ(クロマグロ)を素材にした料理の開発に取り組んできた「名物料理を作る会」(秦野一憲会長)は一日、米子市内の飲食店でマグロ料理の発表会を開いた。普段あまり食べられない内臓などマグロのさまざまな部位を使ったアイデア満載の新料理が誕生。今後、地元の人や観光客が手軽にマグロ料理を食べられる環境を整えていく。
県西部の企業や生産者、観光関係者らによる同会は、山陰の特産品を生かした料理開発での地域活性化を目指している。第一弾として、多くが都会に流通する境港のマグロに着目した。
この日、米子市角盤町四丁目の「海王」で開かれた発表会では、飲食店五店が心臓のステーキや胃袋のホルモン煮、白子のくん製、赤身を使ったシュウマイなど計七品とコース料理一セットを提供した。中には、目玉おやじを連想させるマグロの目玉の煮付けも。会員や来賓の平井伸治知事ら計約三十人が試食し舌鼓を打った。平井知事は「どれもおいしくて驚いた。ここでしか食べられない料理を提供し、全国から多くの人に来てもらいたい」と話していた。
また、マグロ料理を提供していく米子、境港、松江市内の飲食店十一店を「境港の本マグロ料理推奨店」に認定。各店では会が作ったのぼり旗を立てて推奨店であることをアピールする。併せて同会では今後、推奨店を紹介したチラシを中海圏域の公共施設などに置いてPRしていく。
秦野会長は「まずは地元の人にいろいろなマグロ料理を食べてもらい、大勢の人においしさを伝えてもらいたい」と期待していた。(7/2記事) |