三月二十日で漁期の終わった松葉ガニの水揚げ金額が十二億一千万円余りに達し過去最高だったことが、鳥取県がまとめた二〇〇六年漁期ズワイガニ漁の水揚げ結果で分かった。水揚げ量は最低だった一九九一年以降二番目に多かった。しけの日が少なく安定操業ができたほか、資源量が多かったことなどが理由。ズワイガニ全体の水揚げ金額も約二十一億四千万円と二番目に多かった。県は「今後も安定的な漁獲が見込める」としている。
水揚げ量は雄の松葉ガニが三百三十七トン(前年比20%増)、雌の親ガニが六百八十六トン(同7%減)、脱皮間もない雄の若松葉が三百二十四トン(同1%減)で、全体では千三百四十九トンと前年並み。金額は松葉ガニ十二億千百万円(同11%増)、親ガニ七億五千二百万円(同7%減)、若松葉一億七千七百万円(同2%増)で、全体では二十一億三千九百万円と前年より3%増えた。
漁協別では境港に水揚げする田後漁協が六百二十一トン(前年比3%減)、県漁協網代港支所四百六十三トン(同7%増)、同賀露本所二百六十五トン(同5%減)。田後は松葉ガニと若松葉が増加。網代は松葉ガニが前年より37%も伸びた。賀露も松葉ガニと親ガニが増えた。
松葉ガニの水揚げ金額は、最高だった一昨年(約十一億円)を一億一千万円も上回り、統計のある六四年以降で最高を記録。ズワイガニ全体でも一昨年に次ぐ金額となった。
県水産課は、若松葉から成長した松葉ガニが増えたことと、天候に恵まれて安定した操業ができたことなどが松葉ガニの増加につながったと分析している。(4/12記事)
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