「第六回全日本少年少女空手道選手権大会」(二十一日、東京)の小学六年生女子形の部で、渡小六年の鈴木愛実(なるみ)さん(12)=鳥取県境港市渡町=が優勝した。同大会五回目の出場にして初めての優勝。「練習してきたことがきちんとできて、初めて優勝できてうれしい」と喜ぶ。二十九日には中村勝治市長を表敬訪問し、優勝を報告した。
日本空手道足立派糸東流壮真会鳥取県本部境港支部に所属し、週に五回、練習に汗を流す。空手を習う兄の姿にあこがれ、五歳から始めたという。
同大会へは小学二年から出場しているが、これまで入賞の経験はなかった。準決勝では千葉県代表の選手と戦い三対二で接戦を制し、全国の精鋭たち七十三人の頂点に立った。これまで弱点としていた気迫や気合といった精神面を強化した点や形の正確さが評価されたと、振り返る。
指導する寺本輝夫師範は「もともとの素質に加え、まじめに練習に取り組む努力の成果」とたたえ、「初心に帰って謙虚な気持ちで頑張ってほしい」とさらなる活躍に期待。中村市長は「全国優勝は市民の誇りになります。もっともっと強くなって」とエールを送っていた。
鈴木さんは春から中学生。空手の部活がないためテニスやバスケットボールなど幅広いスポーツに興味を示すが、「中学生になったらレベルも上がるから、練習をもっと頑張りたい」と、空手への情熱は失わない。 (3/30記事) |