テロ防止のため国際線で液体物の機内持ち込み制限が開始される中で二日、米子空港(境港市)ではアシアナ航空の米子−ソウル便に対しても制限が始まった。空港内では、アシアナ航空社員ららが持ち込み時に使用する透明なプラスチック袋や啓発用のチラシを配って理解を呼び掛けた。
昨年八月の英国の航空機爆破テロ未遂事件を受けて国交省は、一日から国内の国際線で液体物を客室内に手荷物として持ち込む場合に制限を設けた。米子空港では一日に国際便の運行がなかったため、この日が新制度の開始日になった。
空港ロビーでは、アシアナ航空の社員が利用者に新制度の内容を説明するとともに、手荷物として持ち込む際に使うプラスチック袋などを配り、該当する荷物を入れ替えるように指示した。
ハンドクリームなどの化粧品を袋に入れ直した松江市内の大学四年生、和田衣世さん(22)は「空港で初めて知ってびっくりした。仕方がないと思うが、ちょっと面倒」とつぶやいた。出雲市内の会社員、妹尾篤恵さん(53)は「事前に聞いていたが、飲み物のペットボトルを持ち込めないのは残念。こんな田舎でもテロの影響があるのだなあと再認識した」と話していた。
アシアナ航空山陰支店の太田俊治支社長は「航空機の安全運行には必要な措置で、利用者には協力していただきたい。保安検査も時間がかかるようになるので、早めにチェックインしてもらうようPRしたい」としている。(3/3記事)
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