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 2007年04月01日
 
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2007年04月01日
米子空港延長に25億円 滑走路整備工事2年遅れ
国土交通省は三十日、米子空港(鳥取県境港市佐斐神町)の滑走路延長(二千五百メートル化)の二〇〇七年度事業費として、約二十五億円を計上したと発表した。工事は現時点で二年程度遅れており、当初目標の〇八年度中の供用開始がずれ込むのは確実。鳥取県や地元経済界は、羽田空港新滑走路供用開始による発着枠拡大をにらんだ空港間競争が激化する一〇年十月までには遅くとも整備するよう求めている。(日本海新聞提供)

 国土交通省は三十日、米子空港(鳥取県境港市佐斐神町)の滑走路延長(二千五百メートル化)の二〇〇七年度事業費として、約二十五億円を計上したと発表した。工事は現時点で二年程度遅れており、当初目標の〇八年度中の供用開始がずれ込むのは確実。鳥取県や地元経済界は、羽田空港新滑走路供用開始による発着枠拡大をにらんだ空港間競争が激化する一〇年十月までには遅くとも整備するよう求めている。

 滑走路延長は〇一年度に事業着手され、総事業費約百十五億円のうち、〇七年度分を含め累計約五十五億円が予算化された。

 工事は、延長部分がかかるJR境線の付け替え方法を「う回」に決定するまでの調整に想定外の時間を費やしたことから、約二年の遅れが生じている。

 同省航空局計画課の森川雅行課長は今後の工事スケジュールについて、JR境線のう回工事が〇七−〇八の二カ年度にわたって実施される見通しを示した上で「滑走路の延長部分(境線う回後の跡地部分)の工事は〇九年度にかからざるを得ない」と、〇八年度中の供用開始が事実上無理であることを示唆。「できるだけ遅れを取り戻したい」と言う。

 米子空港の東京便は〇六年度の年間利用者数が初めて四十万人を突破し、好調に推移。空港関係者によると、滑走路延長などで受け皿能力が向上すれば、さらに需要増が期待でき、一〇年十月の羽田の発着枠の拡大で米子−羽田の増便の可能性も広がる。

 米子空港利用促進懇話会の永瀬正治会長(米子商工会議所会頭)は空港間競争を視野に「羽田の新滑走路の供用開始よりも、できるだけ早く米子が供用開始されるようお願いしたい」と要望。「山陰の航空便は観光客誘致のために重要なインフラ。激しい誘客競争に勝てるよう利用促進にさらに努力したい」と話す。

 境港市の中村勝治市長は「座して流れに任せてもいけない。工事の進ちょくに向け、国、県の事業についても協力できることはしたい」と語った。(3/31記事)


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