メタボリック症候群が注目され、生活習慣の見直しが重要視される中、鳥取県境港市では厚生労働省から全額助成を受ける「国保ヘルスアップ事業」を活用した生活習慣病予防教室が開かれている。気軽にできる運動方法の指導などが好評で、参加者の健康に対する意識を高めている。
同市は、メタボリック症候群予防のための健康づくり教室として、肥満度を示す数値が高い外江と境の両地区住民計約五十人を対象に開催。十一月から計八回コースで医師や栄養士ら専門家が生活習慣を見直す効果的な方法を指導している。
二十六日、外江公民館(同市外江町)であった外江地区の教室では、理学療法士が、短時間で筋力アップする方法としてスロートレーニングを紹介。参加者全員で、筒の中に入ったイメージでゆっくりといすに座る動きや、かかとをゆっくりと上げ下げする運動などを実践した。
参加した主婦、金坂玲子さん(65)=同市外江町=は「仲間と楽しくできるのが良い。家事の合間に少しずつ運動を実践したり食を見直しています」と話す。
二〇〇五年度、市は外江地区で約半年間、専門家が運動や食事についてアドバイスする「はつらつ健康大学」を開催した。最大で体重が五キロ減少した参加者がいたほか、家族で体重測定するようになったりウオーキングの会が発足するなど、健康に対する意識が高まったという。
本年度から三年間の同教室開催を計画する市健康対策課は「住民が、自分たちで生活習慣を改善して健康になろうとする環境を作り、支援していきたい」としている。
同事業を活用した教室は、県内では江府町でも行われている。(1/27記事)
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