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2006年10月11日 | |
| 凍りつく対「北」交流 対岸の暴発に怒り | ||
| 北朝鮮の核実験実施の発表を受け、境港市の中村勝治市長は十日、北朝鮮の元山(ウォンサン)市との友好都市提携の見直しに着手した。同日、中村市長から相談を受けた境港市議会は「(関係を)凍結したい」との議会意思をまとめた。中村市長は影響が見込まれる地元水産業界の意向なども踏まえ、見直し内容の結論を近く出すという。(日本海新聞提供) | ||
| 北朝鮮の核実験実施の発表を受け、境港市の中村勝治市長は十日、北朝鮮の元山(ウォンサン)市との友好都市提携の見直しに着手した。同日、中村市長から相談を受けた境港市議会は「(関係を)凍結したい」との議会意思をまとめた。中村市長は影響が見込まれる地元水産業界の意向なども踏まえ、見直し内容の結論を近く出すという。 境港市 元山市友好見直し 境港市は一九九二年五月に元山市と友好都市提携を締結。北朝鮮の都市との友好提携は日本の自治体では唯一で、境港市は同市議会の訪朝団による元山市の農業、漁業視察や文化交流などを続けていたが、拉致事件を境に二〇〇二年以降の交流は途絶えていた。 中村市長はこの日記者会見を開き、「核実験の実施が事実ならば極めて遺憾」との見解を示した上で、「日本海が平和な海になり、北朝鮮が民主的な国になるとの思いを持ち、今日まで(関係を)保ったが、ここに至っては見直さざるを得ない」とコメント。実質的に「凍結」状態だった最近の関係を正式に見直すことにしたという。 一方、市議会は十三日の全員協議会で「凍結」を正式に決め、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)を通じて元山市に伝える意向。渡辺明彦議長は「(凍結期間については)友好関係が再びできるまでとしか答えられない」と語った。 取引を自粛へ 境港の業者 北朝鮮籍の貨物船が入港する境港市の地元荷役会社は十日、北朝鮮船に対する貨物の積み込み、陸揚げの荷役業務を自粛する方針を明らかにした。北朝鮮の核実験実施の発表を受けた取り組み。市内のベニズワイガニ加工業界でも北朝鮮からの原料輸入を自粛する動きがあり、境港の北朝鮮離れは一気に進む。 荷役会社によると、境港で北朝鮮船の荷役業務を担うのは同社が唯一。自粛は十一日からになるという。 境港市の岸壁ではこの日、北朝鮮船十数隻が接岸して中古の自転車、冷蔵庫などを積み込んでいた。接岸場所を覆うフェンスの周囲にはいつものように釣り人の姿があったが、車で訪れてフェンス越しに北朝鮮船の方を見る陸上自衛隊関係者の姿も。関係者の一人は「(周囲の)地形を見てて、(ここに立ち寄ったのは)たまたま。政治的なものではない」と話していた。 境港への北朝鮮船の入港数は今年上半期(一−六月)に延べ百十八隻を数え、全国最多(神戸税関境税関支署調べ)。境港では広島入国管理局境港出張所が七月のミサイル発射を機に監視を強めるなど保安体制の強化が進んでいる。(10/11記事) |
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