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 2006年10月23日
 
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2006年10月23日
北朝鮮近海で操業のカニかご漁船、境港帰港
北朝鮮近海で操業していたカニかご漁船三隻のうち島根県籍の一隻が十九日夜、鳥取県境港市の境港に帰港した。許可を得て「北朝鮮暫定操業水域」でベニズワイガニ漁を操業していたが、北朝鮮の核実験後、水産庁から操業自粛要請を受けた。水域からの漁具回収に追われた後、帰港した船員に疲れの表情がにじんだ。残る二隻も既に同水域を離脱している。(日本海新聞提供)

 北朝鮮近海で操業していたカニかご漁船三隻のうち島根県籍の一隻が十九日夜、鳥取県境港市の境港に帰港した。許可を得て「北朝鮮暫定操業水域」でベニズワイガニ漁を操業していたが、北朝鮮の核実験後、水産庁から操業自粛要請を受けた。水域からの漁具回収に追われた後、帰港した船員に疲れの表情がにじんだ。残る二隻も既に同水域を離脱している。

 同庁は二十四日に三隻の関係者への聴聞会を開いた上で、「操業の安全と経済制裁の実効性の確保」を理由に、北朝鮮水域での操業許可を取り消す方針。

 帰港したのは、大山漁業(松江市)所有の「第78盛勝丸」。水産庁境港漁業調整事務所によると、核実験の実施発表当時、同漁船は北朝鮮水域内にいたが、同庁の操業自粛要請を受け、漁具のカニかごを数回に分けて水域外に搬出し、十八日に水域を離れた。

 境港市昭和町の岸壁に着岸した同漁船は二十日午前五時、北朝鮮水域外で漁獲したベニズワイガニ約二十一トンを水揚げ。その後、ベニガニ漁のえさとなる冷凍カツオや氷を積み込んだが、次回の操業期日は不明。

 下船した船員は、報道陣の問い掛けに「会議(聴聞会)があると思うのでそこで聞いてほしい」「(北朝鮮の核実験をめぐる)大騒ぎでストレスがたまっている。休ませてほしい」と、疲れた表情で言葉少なに語った。

 残る二隻は「第28住栄丸」と「第78隆昌丸」で、境港市の漁船会社二社がそれぞれ所有。いずれも十九日に北朝鮮水域を離れ、第28住栄丸は二十一日早朝に境港に帰港予定。第78隆昌丸の帰港日時は未定という。(10/21記事)


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