境漁港で水揚げされる魚介類を使った「さかいみなと海の弁当」の創作発表会(境港商工会議所主催)が二十日夜、境港市竹内団地の夢みなとタワーで開かれた。約二百二十人の参加者は、創作弁当を試食する専門家のアドバイスや講演などに耳を傾け、名物料理への可能性を探りながら食の奥深さを再認識していた。
境港市の名物料理を作ろうとの同商議所の呼び掛けに応じた市内の飲食店関係者らによる研究会が創作した。
発表されたのは、▽シロバイご飯▽ベニガニ殻付き漁師ご飯▽マキ網で揚がった魚をほぐしたご飯▽本まぐろのカレーご飯−の四種類。食環境ジャーナリストの金丸弘美氏と境港市出身の料理研究家、小山律子氏が壇上で、調理法や食材などについて創作者に質問しながら試食した。
中でも、ベニガニの弁当は、カニの殻が入っている珍しさやふたを開けたときにカニのにおいがする点などで好評。各弁当について小山氏は「おしゃれだと思う仕組みが重要」と、見かけの工夫も促し、金丸氏は「それぞれに個性がある。チョイスできる楽しさを客に提供してもいい」と、今後の展開に期待した。
また、両氏が食に関して講演し、食育や地域の食に光を当てた取り組みが地域活性化につながっている事例や味覚についての知識などを紹介した。会終了後、参加者には、創作弁当が渡された。
創作弁当は、「境港水産まつり」(十月八日、境港市内)で限定販売される予定。(9/22記事)
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