米海軍第七艦隊所属のイージス駆逐艦「ジョン・S・マッケイン」(八、三一五トン、トーマス・G・ハルバーソン艦長ら約三百人乗り組み)が十八日、鳥取県・境港に入港した。入港目的について、米海軍側は「親善訪問」「乗組員の休息」と説明した。境港へのイージス艦の入港は今回が初めて。同艦の入港期間は二十一日まで。
同艦は午前九時過ぎ、境港市昭和町の昭和南一号岸壁(四万トン岸壁)に着岸。ハルバーソン艦長ら乗組員は市や商工会議所の代表者から花束を受け取った後、出迎えの一行を艦内の操舵室などに案内した。午後からは市役所などを表敬訪問。中村勝治市長は「境港市の地でゆっくりしてください」と声を掛けた。
一方、同艦が着岸した周辺では、入港に反対する団体が抗議行動を展開。同艦が境港沖に姿を見せると、「非核証明のないマッケインは出て行け」「日米軍事強化反対」とシュプレヒコールを繰り広げた。
入港後、記者会見したハルバーソン艦長は「(抗議行動は)表現の自由を体現したものだと思うが、それ以上に温かな歓迎を受けた」と述べた。核積載の有無については「政策として水上艦艇には核を搭載していない」と説明した。
同艦の母港は神奈川県・横須賀基地。境港への米軍艦の入港は、一九九九年十月に訪れた駆逐艦「クッシング」(九、七〇〇トン)以来。(7/19記事)
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