日本船籍の豪華クルーズ客船「ぱしふぃっくびいなす」(二六、五一八トン、旅客・乗組員定員九百人)が二十二日、境港市昭和町の外港昭和南岸壁に寄港し、一般公開された。境港には過去五年間の平均で年八回程度、客船が寄港しているが、一般公開されたのは同港では初めて。
見学の要望は以前からあったが、岸壁はテロ対策のために立ち入りが規制されている。今回の見学会は、境港管理組合が同船を所有する日本クルーズ客船(本社・大阪)の協力を得て、人数限定で企画した。
「ぱしふぃっくびいなす」は、日本船籍としては「飛鳥II」(五〇、一四二トン)に次ぐ大型客船で、全長一八三・四メートル、幅二五メートル。十二階に分かれた船内には映画館やプール、ラウンジなどの施設がそろっている。
船内を見学したのは二百十六通の応募者の中から抽選で選ばれた鳥取、島根両県の十八組三十六人。二手に分かれ、クルーズコーディネーターの案内でラウンジや展望浴室、プール、メーンホールなどを約四十分にわたって見学。一流ホテルさながらの豪華な船内設備に目を見張った。
長男の裕貴君(6ツ)を連れて見学に訪れた島根県安来市汐手が丘、主婦、石橋尚美さん(36)は「船内が豪華で驚きました。主人と長女は抽選で外れたので二人で来ましたが、いつか家族四人でクルージングしてみたい」と夢を膨らませていた。
同管理組合によると、境港ではクルーズ客船の寄港は今年六回目で、十一月までに過去最多となる年間十七回の寄港が予定されている。(4/23記事)
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