山陰地方は十四日、強い寒気の南下で真冬並みの寒さになったのに加え、境港市では今シーズン一番の積雪を記録するなど各地でまとまった雪になった。この影響で、鳥取空港で欠航が相次いだほか、鳥取県中部ではビニールハウスが倒壊するなどの被害が出た。
各地の最高気温は▽鳥取三・三度(平年一一・七度)▽倉吉三・一度(一〇・七度)▽米子四・二度(一一・四度)▽松江四・四度(一一・九度)▽兵庫県豊岡一・七度(一一・四度)−。また、午後五時現在での最大積雪深は▽境港二四センチ▽鳥取一八センチ▽米子一二センチ▽倉吉一五センチ▽大山町大山一九一センチ▽松江一二センチ▽豊岡二八センチ−と、全域で真冬に逆戻りしたような天候になった。
この影響で、鳥取空港では名古屋便が欠航。東京行きの第一便に続いて、午後の羽田からの便が伊丹空港に着陸地を変更したことから折り返しの第三便も欠航した。
鳥取県によると、倉吉市でブドウのハウス二棟が全壊したほか、倉吉市と三朝町で二十世紀梨の連棟ハウス二棟が半壊した。
境港市松ケ枝町の水木しげるロードでは、雪をかぶった妖怪ブロンズ像に交じって、雪で作った「ゲゲゲの鬼太郎」と「目玉おやじ」がお目見え。冷たい海風が吹きすさぶ中、県外から訪れた観光客たちは思わぬ寒波の芸術品に見入っていた。
鳥取地方気象台によると、十五日は移動性の高気圧に覆われるため晴れ間が広がり、気温も平年並みまで戻るという。(3/15記事)
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