魚やカニなどのはく製を展示する「海とくらしの史料館」(境港市花町、鈴木祥三館長)で十八日、新たな目玉展示として期待されるマンボウのはく製の完成記念式典があった。巨大でユーモラスな姿をひと目見ようと、公開初日から家族連れなどが詰め掛けた。
式典には、水揚げやはく製の製作に協力した関係者ら約八十人が出席。中村勝治境港市長が「マンボウは学術的にも貴重で、ゲゲゲの鬼太郎と並ぶキャラクターにしたい」とあいさつし、台場保育所(同市岬町)の園児二十四人が除幕した。巨大な姿が現れると、園児たちは「わー、大きい」と歓声を上げた。
一方、県立博物館の川上靖学芸員は記念講演で、遺伝子解析で日本近海には二種類のマンボウがいる可能性があることを説明。同史料館のはく製も従来種とは別種であるとして「(別種の)生態解明が期待できる」と述べた。同博物館は七月十六日に国内の研究者を招いてマンボウ・シンポジウムを開催する予定という。
マンボウは雌で全長二・七五メートル、背中と尻のひれを含めた幅は三メートルにもなる。同史料館は、小学生以下の入館者を対象に愛称を募集しており「女の子らしくかわいらしい名前を付けて」と呼び掛けている。(3/19記事)
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