| 寒波到来を報じるテレビや新聞の天気予報で、豪雪の東北や北陸と一緒くたに日本海沿岸と表現されるのは観光にとって風評被害になる−と、境港市観光協会(桝田知身会長)は二十四日までに、民放連やNHK、新聞協会に対し、予報では山陰などエリアを細分化して伝えるよう求める文書をメールで送った。 同市は全国的な観光地に成長した水木しげるロードや同記念館を抱えるほか、冬季はカニなどの観光資源も豊富なだけに遠来の観光客も多い。しかし、天気予報の「日本海側は寒波」の予報で、実際は晴れているにもかかわらず、周辺の宿泊施設で直前のキャンセルが相次ぐなどの風評被害が起きているという。 文書では「日本海沿岸に寒波が到来します」という予報の常とう句を挙げ「日本海沿岸」の表現が広域過ぎると指摘。北海道から北陸にかけては大雪でも、山陰から九州にかけては晴天の場合が多いとし、山陰など具体的なエリアで予報するよう配慮を求めた。 境港市は妖怪とカニをセットにした観光宣伝など冬場の集客に力を入れているだけに、予報の現状は切実な問題。同協会の黒田正己事務局長は「十把ひとからげの報道の影響が出ている。現状を知ってもらうためにも声を上げた」と理解を訴えている。(2/25記事) |