鳥取県米子市と境港市を結ぶJR境線に十九日、境港市出身の漫画家、水木しげるさんの代表作「ゲゲゲの鬼太郎」に登場する人気キャラクター「ねずみ男」を描いた列車がお目見えし、営業運転が始まった。
鳥取県、米子市、境港市、JR米子支社でつくる「境線観光路線化連絡会」(事務局・境港市)が、水木さんの妖怪キャラクター人気を生かして観光客を呼び込もうと、同列車を投入した。
運転初日の同日は午前中に二往復運転され、最初の便は日の出のころ、午前六時三十四分にJR境港駅(境港市大正町)に到着した。
島根県海士町(隠岐諸島)へ帰省の途中、「ねずみ男列車」初便を利用し、境港駅に着いた大阪府富田林市の主婦、原田真裕美さん(42)と小学四年、一輝君(10)の親子はユーモラスな絵を眺めて「妖怪の列車に乗るのは初めて。面白い」。真裕美さんは「鬼太郎の町・境港は大阪でも情報が流れていますよ」と声を弾ませた。
JR境線では、妖怪観光の本拠地・境港市の水木しげるロード整備に合わせて一九九三年、妖怪イラスト入り列車の運行が始まった。現在、新「鬼太郎列車」一両、旧「鬼太郎列車」二両、今回の「ねずみ男列車」一両の計四両がある。
同線の全十六駅には昨秋、各駅の愛称に妖怪の名が付けられたばかり。さらに境港と島根県・隠岐諸島を結ぶフェリーの船体にも「ゲゲゲの鬼太郎」が描かれるなど、境港市を中心とする妖怪観光の“品目”は増え続け、厚みを増す一方だ。(2/20記事)
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