境港市の国際コンテナターミナル(五万トン岸壁)のガントリークレーンが脱輪して使用不能に陥っている問題をめぐり、境港管理組合(管理者・片山善博知事)の臨時議会が三十一日、境港市内で開かれ、新しいクレーンを導入する議案を可決した。二〇〇七年四月の運用を目指す。
同組合によると、新クレーンの導入費は五億八千五百九十万円で、発注先は三井造船玉野事業所(岡山県玉野市)。アームを立てた全長は六八・五メートルと現行クレーンよりも一回り小さいが、操作性は向上する。
当初は現行クレーンを修理して使用する予定だった。しかし、名古屋コンテナ埠頭(ふとう)で使用されていた機器を無償で入手して導入した経緯があるだけに、耐用年数や使い勝手などを勘案し、新設に踏み切った。
現行クレーンは二〇〇四年六月、山陰初のガントリークレーンとして設置されたものの、同年十一月に強風で脱輪し、使用不能に陥った。同組合は使用していた境港海陸運送に損害賠償を求める訴訟を起こしている。
当初から新品を導入しなかった点について、同組合の松田知明事務局長(56)は「たまたま名古屋に中古があったので持ってきたのではないか。今回はいろいろ探してみたが、長く使えるという意味でも新しいものにした」と話している。(2/1記事)
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