島根県やJR西日本、旅行業者、境港観光協会などで構成する中海圏域観光キャンペーン実行委員会(会長・長谷川好孝島根県観光連盟専務)は一日から一カ月間、境港−松江の中海、大橋川で「中海水上タクシー」を試験運航する。山陰両県にまたがる中海圏域の観光開発の一環で、期間中、二次交通として松江、大根島、境港、美保関を結ぶ中海観光ルートバスも運行し、広域観光を楽しんでもらう。
来年四、五月に山陰両県やJR西日本などで「山陰デスティネーションキャンペーン」を展開する際に運行する中海観光ルートバスを今回一カ月間プレ運行し、併せて中海水上タクシーを試験運航することにした。
船は、つる丸汽船(島根県西ノ島町)が所有するクルーザー(船室定員十五人)を借り受ける。コースと運航ダイヤは境港を午後三時十分に出航し、波入港(大根島)を経て松江港に四時十分に到着。予約制で運航し、料金は境港−松江港間で大人九百円。
中海観光ルートバス(中型)は期間中毎日運行し、午前便は午前八時半に松江しんじ湖温泉を出発。玉造温泉−由志園(大根島)−境港−美保関−境港−由志園−JR松江駅を回る。午後便は松江駅を午後一時に発車し、午前便とほぼ逆回りのコースを走る。運賃は松江−境港間で大人九百円。
島根県などは水上タクシーの乗客を対象にアンケートを実施。アンケート結果は、来秋に中海遊覧船の試験運航を予定している中海・宍道湖・大山圏域観光連携事業推進協議会(会長・丸磐根松江商工会議所会頭)にも提供し、中海の水上交通の在り方を官民で探る。
問い合わせは、中海水上タクシーが電話0859(47)0121、境港市観光案内所、観光ルートバスが電話0852(22)3681、松江一畑タクシーへ。
島根県観光振興課の中西敏雅・観光宣伝グループリーダーは「試験運航などを通じて、観光開発の可能性を秘めた中海圏域の魅力ある観光商品づくりにつながるようにしたい」と話している。(11/1記事)
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