鳥取、島根両県にまたがる中海圏域の広域観光連携を模索する同圏域観光キャンペーン実行委員会(会長・長谷川好孝島根県観光連盟専務)は一日、松江市と境港市を水路で結ぶ「中海水上タクシー」の試験運航を始めた。
同実行委は、山陰両県やJR西日本などが来年四月から展開する「山陰デスティネーションキャンペーン」期間中の水上タクシー運航を視野に入れており、一カ月間の試験運航を通してコストや乗船客の評価などのデータを収集し、分析して運航の是非を判断する。
この日は、クルーザー(定員十五人)に十人が乗船。午後三時十分に境港市大正町の隠岐汽船乗り場を出港し、松江市八束町(大根島)の波入港に寄った後、四時十分ごろに松江港に着いた。
秋晴れに恵まれただけに、乗船した安来市西赤江町の藪和雄さん(64)は「大山がはっきり見えて眺めが最高。以前、中海を周航していた合同汽船が復活してほしかったので、うれしい」と大きな期待を寄せた。
島根県観光振興課の中西敏雅・観光宣伝グループリーダー(50)は「陸上のバスとは違う風景をできるだけ多くの人に見てほしい」と話した。
同日は松江市−境港市−美保関を陸上で結ぶ中海観光ルートバスも同時に試験運行を開始した。(11/2記事)
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