六日午前零時に解禁された、山陰の冬の味覚の王者・ズワイガニ漁に向けて、鳥取県漁協と田後漁協(岩美町)に所属する沖合底引き網漁船が五日、島根県隠岐島周辺などの漁場を目指して一斉に出港した。鳥取県内の初競りは六日午後、岩美町の網代漁港で予定されている。
県内から出港したのは、昨年より一隻少ない二十九隻(鳥取港六隻、網代漁港十二隻、田後漁協十一隻)。このうち、鳥取市賀露町西四丁目の鳥取港では、賀露小学校の児童七十八人が各漁船の前で鼓笛演奏する中、漁船は大勢の人たちの見送りを受けながら午後二時ごろ、相次いで出港した。
昨年度のズイワイガニの漁獲量は千五百八十七トンと、前年度(千二百六十九トン)を上回り、漁獲高は約二十一億八千七百九十万円と過去最高を記録。このうち、雄の松葉ガニは三百四十六トン(約十一億円)だった。
今シーズンの漁期は松葉ガニが六日から来年三月二十日まで、雌の親ガニが六日から同一月十日まで、若松葉(ミズガニ)が同一月十六日から三月十五日まで。若松葉の漁期は鳥取、兵庫両県独自の自主規制で三十一日間短縮している。
さらに今シーズンは松葉ガニの漁獲禁止サイズを甲幅九センチ未満から九・五センチ未満にした。また親ガニと若松葉は、漁獲量制限を箱単位から枚数制限とするなど、より資源保護に努めている。(11/6記事)
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