境港と隠岐島を結ぶ隠岐汽船(島根県隠岐の島町)のフェリー船体にゲゲゲの鬼太郎のイラストを描く「鬼太郎フェリー」の運航構想を進めている境港市観光協会(桝田知身会長)などは二十八日、イラストにかかる経費を全額賄うため募金を始めた。目標は五百万円で、全国の隠岐出身者や事業者に呼び掛ける。
寄付を募るのは同協会と隠岐青年会議所(横地洋公理事長)。両者は観光客増加などを理由に「鬼太郎フェリー」を隠岐汽船に提案しており、具体化するために水木しげるロードのブロンズ像増設で効果を発揮した「寄付方式」を採用することにした。募金の期限は来年二月末まで。
隠岐島は離島ブームだった一九八八年をピークに観光客が減少している。同日、境港市内で記者会見した横地理事長(36)は「鬼太郎フェリーで境港と隠岐の観光ルートができれば。境港の元気を隠岐にも取り入れたい」と語り、桝田会長(64)は「鬼太郎ワールドが隠岐に広がる契機になれば」と話した。
イラストが描かれるのは「しらしま」(二、三四三トン、定員九百二十八人)で、鬼太郎が一反木綿にまたがって隠岐島の上空を飛ぶデザイン。順調にいけば、鬼太郎フェリーは来年一月二十日午後一時半に境港に初寄港する予定という。(11/29記事)
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