漫画『ゲゲゲの鬼太郎』などで知られる水木しげるさんの出身地・境港市に向かうJR境線(十七・九キロ)で、全駅に妖怪の愛称を付け、観光路線化する整備が完成し三日、JR米子駅で記念セレモニーが行われた。「ねずみ男駅」(米子駅)から「鬼太郎駅」(境港駅)まで全十六駅で多彩な妖怪たちが駅の顔となって妖怪ワールドを広げ、県西部の観光活性化につなげる。
JR米子支社、県、米子、境港両市の四者の共同事業。米子−境港両駅間の各駅には、「砂かけばばあ駅」「あずきあらい駅」など鬼太郎キャラクターや全国各地の妖怪の愛称が付けられ、水木さんの妖怪の絵が描かれた駅名板が各駅の列車などから見えやすい場所に設置された。
式典では、関係者や報道陣、観光客ら約百人が見守る中、0番のりばに設置された「鬼太郎」と「烏天狗(からすてんぐ)」のブロンズ像を除幕。新デザインの「鬼太郎列車」も初運行となり、観光客らはお目見えしたブロンズ像や一日駅長を務めた鬼太郎の着ぐるみなどを写真に撮った後、同列車に乗り込んでいた。
また、この日に合わせて、米子駅のキヨスク売店も店舗の愛称名を「ねずみ男売店」に。キャラクターのちょうちんをつるすなどして妖怪の雰囲気を盛り上げていた。
前日に友達と二人で水木しげるロードなどを観光したという泉沢まりこさん(35)=東京都=は「妖怪化した駅を見たくてこれからまた境港市に行きます。全駅の統一した展開で妖怪の雰囲気が強まりますね」と話していた。(11/4記事)
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