米子、境港、松江、安来の四市で構成する中海圏四市連絡協議会(座長・島田二郎安来市長)は、十月二日を皮切りに市民参加による「中海沿岸クリーンアップ作戦」を計六カ所で実施する。中海圏域内の連携機運が官民で高まる中、四市連絡協は五月、四市共同の事業を進める方向を打ち出しており、その最初の取り組みになる。四市は島根県東出雲町とともに一斉清掃を通して、中海のラムサール条約登録に向け、環境保全をアピールする。
一斉清掃は、中海沿岸の自治体が中海のラムサール条約登録の意義の啓発に加え、住民の環境保全意識の高揚を目的とする。
中海の同条約登録は環境省が六月、中海を同条約登録湿地に新たに指定する、と国の中央環境審議会に報告し、十一月にウガンダで開かれる締結国会議で登録される運びになっている。
同連絡協は、今年五月、二年ぶりに開いた総会で、従来の連絡調整機関から一歩踏み込み、中海圏域の一体的な発展に向けた共同事業を推進する組織へと規約を改正。
六月に新日本海新聞社の主催で開かれた四市長座談会でも、広域観光や環境など連携分野や共同事業について意見を交換。「四市で一斉清掃するのもいい」との提案があり、これが具体化する形となった。
開催日と場所は、▽十月二日=東出雲町・意東海岸▽同十六日=米子市・湊山公園親水護岸▽同二十三日=境港市・渡漁港周辺▽同三十日=安来市・汐手が丘護岸、なぎさ公園▽同三十日=松江市八束町・波入港親水公園−で、いずれも日曜日の朝。
同連絡協の事務局の安来市政策課は「中海圏の合併がひと段落し、総会も二年ぶりに開催でき、共同事業への取り組みを含めて動きが活発になってきた。それぞれが中海を見直し、きれいな海を取り戻したい」と市民の参加を呼び掛けている。(9/26記事)
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