経済・ビジネス誌の週間ダイヤモンドが最新号に掲載した全国の行政改革度ランキングで、第一位に境港市が選ばれた。平成の大合併で単独市政を選択した同市は現在、自立可能な財政基盤に向けて行革を推進中。中村勝治市長は「われわれの本気の取り組みが証明された」と第三者による評価を歓迎している。
山陰の主な他市は▽倉吉=二百七十五位▽米子=三百九十三位▽鳥取=六百二十位▽安来=六百五十五位▽松江=六百七十一位▽出雲=七百十三位−だった。
ランキングの対象は全国七百十八の市と区。同誌は各自治体が公表している一九九九年度と二〇〇三年度の普通会計決算などを基に集計し「人件費比率改善度」「人員削減率」などを比較して順位を付けた。境港市は〇三年度に職員給与を平均6・5%カットする一方で、退職者の補充を抑制し続けている。
結果について、中村市長は「〇三年度から他市に先駆けて本格的な行革に取り組んだと職員は自負してはいたが、第三者が評価すれば説得力がある」と率直な感想。「(民間がリストラに取り組んでいる中)市役所が市民から見て浮き上がった存在になるようでは、良い行革はできない」としている。
ランキングの狙いについて、同誌の担当者は「公務員の給与は国民の税金であり、民間が取り組むリストラをしてもいいという国民の声を自治体が真剣に受け止めているのか、定期的にウオッチしなければいけない」と説明している。
同誌はダイヤモンド社(東京都渋谷区)が発行。ランキング表は七月三十日号に掲載したが、集計に誤りがあったとして八月十三・二十日の合併号に訂正した順位を再掲載した。発行部数は約十一万五千部。(8/10記事)
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