山陰地方は二日、梅雨前線が活発化、南下した影響で、大雨・洪水警報が一部で発令されるなど未明から正午すぎにかけて激しい雨に見舞われ、鳥取県内でも西部を中心に床下浸水や道路の路肩が崩落する被害や、交通機関に影響が出た。
鳥取地方気象台によると、一日午前三時から二日午後四時までの降水量が日南町茶屋の一六五ミリを最高に、江府町小江尾で一五八ミリ、米子市で一四一ミリ、大山町大山で一一七ミリ、境港市で一〇五ミリに達するなど県西部で大雨となり、米子、日野、倉吉地区で二日未明に大雨・洪水警報が発令された。
この雨の影響で、南部町法勝寺で民家一棟が床下浸水。大栄町妻波、江府町江尾で町道の路肩が崩れ、通行止めなどになったほか、米子市淀江町中間では、中間川のコンクリート護岸が約十メートルにわたって崩落した。境港市新屋町では田畑計約三八ヘクタールが冠水した。
また、島根県では安来市伯太で一九九ミリを記録。同市広瀬町菅原の国道432号の菅沢トンネル南口が土砂崩れで片側通行になるなど県全域に被害が広がり、県は災害警戒本部、安来市は災害対策本部をそれぞれ設置するなどして対応に当たった。
一方、JR米子支社によると、徐行運転や運転見合わせが相次ぎ、伯備線で特急八本、普通六本が運休したほか、特急と普通計十本に最大六時間の遅れ。山陰線では米子−益田間で特急など三十本が運休・部分運休し、四十四本が最大五時間半遅れた。(7/3記事)
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