鬼太郎がいる、ぬらりひょんがいる、砂かけばばあがいる、ねずみ男がいる、油すましがいる、大てんぐがいる、かっぱがいる−。十五日に境港市の水木しげるロードで繰り広げられた妖怪大行進では、妖怪たちが鬼太郎音頭で練り歩くというユニークなパレードを展開。さらには「ご本尊」の水木しげるさんも登場して新設されたロードのブロンズ像に入魂するなど、一帯は「妖界」と化した。
妖怪大行進は、県内でロケを敢行した角川映画『妖怪大戦争』が八月に公開されるのに合わせ、映画のPRを通して境港の観光振興を図るイベント。約百五十人の大人や子どもが水木さんの漫画や映画に登場する妖怪に扮(ふん)し、鬼太郎音頭にのって踊り歩いた。
県や地元有志らでつくる「妖怪大戦争を楽しむ会」(会長・桝田知身同市観光協会長)が企画した。参加したのは境小学校の五年生児童や鬼太郎音頭保存会の会員のほか、水木さんの妻、布枝さん(73)ら。参加者は映画で使われた衣装をまとい独特のメークで、水木しげる記念館からJR境港駅まで約八百メートルのロードをパレードした。
妖怪が鬼太郎音頭で歩行者天国を練り歩くパレードに、参加者は大はしゃぎし、観光客は大喜び。中には思わぬ妖怪の迫力に泣き出す子どもの姿もあったが、記念撮影や一緒に踊るなどして妖怪たちとの交流を楽しんでいた。(7/16記事)
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