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2005年05月11日 | |
| 竹島問題で最大ピンチ 米子空港ソウル便 | ||
| 山陰唯一の国際定期便、米子空港のソウル便が二〇〇一年四月の就航以来、最大の苦境に立たされている。就航五年目に入り団体旅行が伸び悩むなど諸要因があるが、最近は日韓両国が領有権を主張する「竹島(韓国名・独島)問題」の影響を受けている。運航するアシアナ航空の山陰支店(米子市)は鳥取県旅行業者会などの協力を得て当面五、六月向けの割安のソウル旅行商品を売り込むなどして事態の打開を図る。(日本海新聞提供) | ||
| 山陰唯一の国際定期便、米子空港のソウル便が二〇〇一年四月の就航以来、最大の苦境に立たされている。就航五年目に入り団体旅行が伸び悩むなど諸要因があるが、最近は日韓両国が領有権を主張する「竹島(韓国名・独島)問題」の影響を受けている。運航するアシアナ航空の山陰支店(米子市)は鳥取県旅行業者会などの協力を得て当面五、六月向けの割安のソウル旅行商品を売り込むなどして事態の打開を図る。 米子市の市総合研修センターで十日、県内の官民で組織する「米子−ソウル国際定期便利用促進実行委員会」(会長・永瀬正治米子商議所会頭)の幹事会があった。 「かつてなく厳しい状況に置かれている」。幹事会の席上、アシアナ航空山陰支店の西沢明夫支店長は低迷する利用状況を訴えて行政や経済団体の支援を要請した。 四−六月は需要がしぼむ季節だが、同支店によると、四月の利用率は43・0%と過去最低に。同支店は、景気回復の遅れや団体旅行の減少傾向、岡山空港のソウル便(大韓航空)との競合などのほか、竹島問題の影響が最大要因とみている。 利用客を確保する上で韓国との交流事業や修学旅行は大事な要素だが、竹島問題が浮上してからキャンセルが相次ぎ、県内二つの中学校の修学旅行が取り消しになるなど日本人の団体が大幅に減ったという。 新規予約も低迷し、予約率は五月32・7%、六月20・9%、七月11・0%にとどまっている。 西沢支店長によると、同航空のソウル本社からは「このままでは運休せざるを得ないが、現場としてはどうか。マイナスをカバーできるのか」との打診があり、「努力するので待ってくれ」と話しているという。 採算割れの飛行は運休の懸念があるというのだが、過去、米子−ソウル便では〇三年五月、新型肺炎(SARS)などの影響で四往復が部分運休。当時は「利用率45%を下回るフライトは運休」との考え方だったという。 同実行委の幹事会では〇五年度事業計画案など通常の議事に加えて、当面の取り組みを報告し合った。 それによると、同支店や県旅行業者会などは韓国旅行の安全性を宣伝するとともに、五、六月の特定日出発の割安の旅行商品を造成。「どんどん売り込み、できるだけの手を打つ」(荒木勤・同業者会西部支部長)構え。 また、県西部地区日韓親善協会の杉原弘一郎会長によると、米子市内の中高生の韓国・束草市ホームステイ交流(七月)や県日韓親善少年柔道大会(八月)などの実施のめどが立っていない。 このため杉原会長らは六月、韓国・江原道庁などを訪問し、事業の実現を働き掛ける考えという。(5/11記事) |
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