米子空港発着のソウル定期便を運航するアシアナ航空山陰支店(西沢明夫支店長)は四日、同便の三月の利用状況を発表した。竹島問題で日韓双方から五十三人のキャンセルがあり、利用率は54・4%と苦戦した。
四月も三割台と低迷しており、同支店は四月中旬、旅行代理店や報道関係者と緊急現地視察を行い、韓国が安全であることを利用者に広くPRする。
同支店によると、三月の利用者は二千五百二人。前年同月と比べて百八十一人減った。
竹島問題をめぐるキャンセルは深刻化している。三月以降の取り消しは二十七件二百六十四人に上り、新規予約もほとんど入らない状況。四月に予定されていた修学旅行二件(百四十人)も中止となった。
四月以降の予約状況は四月31・4%、五月9・5%、六月9・7%。同支店は、このままの状況が続き、仮に利用率が一けた台に落ちるようであれば、一時運休も検討せざるを得ないという。
西沢支店長は「韓国の街の状況は、竹島問題が持ち上がる以前と比べても何ら変わりない。この時期の修学旅行はむしろ、山陰の人が竹島のことを思っているように、韓国の人が独島(=竹島の韓国名)をどう思っているのかを、感受性の高い学生・生徒に感じ取ってもらういい機会とさえ思っている」と同便の利用を呼び掛けている。(4/5記事)
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