境港市の水木しげるロードを連日練り歩き、観光客の人気を呼んでいるゲゲゲの鬼太郎など「妖怪着ぐるみ隊」の登場が、新年度から減りそうだ。着ぐるみ隊の人件費をねん出してきた国の補助が本年度で終わるのが理由。ロードの人気を下支えしてきただけに「神出鬼没」は避けたいところ。市はボランティアの協力も検討している。
「着ぐるみ隊」は、雇用確保に対する国の助成金を二〇〇二年度から活用している。本年度は通年で延べ六人を雇用した。着ぐるみは鬼太郎のほか、ねずみ男、ねこ娘、サラリーマン山田などがあり、順番にロードに出現。記念撮影に収まったり、子どもたちとじゃれ合うなど雰囲気を醸し出してきた。
国からの助成金は年間千七十五万四千円だったが、新年度は市予算の二百四十万円だけが財源となる。雇用できるのは年間一・五人で、これまでのように連日の出現は難しい。このため、週末や夏休みなど観光客が集中する時を中心に展開する可能性もあるという。
ただ、ロードの人気はブロンズ像だけでなく「着ぐるみもその中核」(同市観光協会)といい、「着ぐるみ隊」の減少は避けたいのが本音だ。当面は同協会職員が着ぐるみ隊員を兼務して毎日の登場を支え、「鬼太郎に会えるまち」のイメージを保つ考えだ。
市観光協会は「いつロードに来ても鬼太郎たちがいる、というのがポイントだが…」と妙案を求めている。(3/30記事)
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