神戸税関境税関支署は、昨年の管内貿易概況をまとめた。輸出入総額は前年を二割近く上回る約九百億円を記録。同支署が統計を把握する一九七九年以降、過去最高となった。要因について「中国の好調な経済を背景に対中輸出が伸びている」としている。
まとめによると、輸出入総額は前年比15・8%増の八百九十八億九千九百万円。貿易バランスは五十一億三千三百万円の輸入超過だった。
輸出額のうち、中国の占める比率は18・0%。対中輸出は自動車部品を中心として使われる「鉄鋼」が大半を占め、前年比9・1%増加。パンフレットや雑誌、電化製品の取扱書などに使われる「紙類および同製品」は同70・8%の大幅な伸びを示した。香港を加えた全体の構成比率は25・1%になる。
一方、輸出相手国トップの韓国は鉄鋼が伸びたが、集積回路などの電子機器に使われる「非鉄金属」が前年比で2・3%減少した。
輸入相手国は中国が全体の41・2%を占め、主要品目は「マッサージ機器」「電気機器」「魚介類および同調製品」だった。
輸入額全体のトップ品目は製紙原料の「ウッドチップ」で、構成比は22・1%。相手国はベトナムや南アフリカ共和国となっている。
概況は同支署が輸出入許可した実績で、中には積み出し港が管轄外の神戸、大阪港などになっているケースもある。(2/21記事)
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