中部国際空港の開港に伴い、鳥取県内でも十七日、同空港に乗り入れる名古屋便の運航が始まった。
鳥取空港便は従来通り一日一往復、米子空港便は就航を機に一日二往復に増便された。路線維持に向けて命題となる利用率向上は、日本国際博覧会(愛知万博)開催など活気づく中京圏との交流促進が鍵となる。
県内の名古屋便は全日空(ANA)グループのエアーセントラルがANA便として運航する。機材はフォッカー50(五十六席)を使用するが、出雲空港の名古屋便が休止する現在、中海圏全域での需要が見込まれる米子空港便は、機材が七十二席のボンバルディア型に変更される見通し。同空港は二便化で、日帰りが可能となった。
名古屋便は米子空港が一九九一年、鳥取空港が二〇〇三年に就航した。中日本エアラインサービス(エアーセントラルに改称)が一日一往復を運航したが、鳥取空港便は利用が低迷し、一時は廃止も浮上した。継続決定後は鳥取県など官民挙げて中京圏との交流促進に取り組んでいる。
中部空港乗り入れを機に運航主体となった全日空は、県内名古屋便の初年度収支を赤字と見込んでいるが、赤字分は県や地元自治体などが補てんする方針。
この日は鳥取、米子空港で就航を記念する式典がそれぞれ行われ、第一便を盛大に見送った。(2/18記事)
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