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 2004年12月01日
 
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2004年12月01日
大連に合弁会社 中国全土でナマコ加工販売
 中国・大連市内で水産加工の合弁会社設立を計画する境港市渡町の「海産物のきむらや」と現地の「大連洪富(ホンフー)集団」は三十日、境港市内で正式契約を結んだ。日本の技術と中国の原料を組み合わせたナマコの加工品を来春から中国全土で販売する。将来は中国から輸入した水産物を日本で販売する構想も浮上しており、経済面での環日本海交流発展が期待されている。(日本海新聞提供)

 中国・大連市内で水産加工の合弁会社設立を計画する境港市渡町の「海産物のきむらや」と現地の「大連洪富(ホンフー)集団」は三十日、境港市内で正式契約を結んだ。日本の技術と中国の原料を組み合わせたナマコの加工品を来春から中国全土で販売する。将来は中国から輸入した水産物を日本で販売する構想も浮上しており、経済面での環日本海交流発展が期待されている。

 合弁会社は「洪隆日式水産」。資本金は一億三千万円で、出資比率は中国側七割、日本側三割。代表の董事(とうじ)長は洪富の曲洪富氏、副董事長はきむらやの木村隆之社長が務める。

 計画によると、中国で高級食材とされるナマコの総菜工場を大連市旅順に建設する。きむらやの独自加工技術を施し、中国市場の干しなまこと区別化を図る。原料は洪富の養殖場から調達し、年間千トンを中国全土に出荷する。年商は四十億円を目指す。

 契約書に調印した木村社長は「中国は北京五輪などを控えて経済が伸びている。自分たちの製品にどのくらいのファンができるのか楽しみ」、曲氏は「きむらやは衛生管理に優れ、加工技術の実力がある。将来は商品を広げ、マーケットを拡大したい」とそれぞれ抱負を述べた。資本参加した境港市FAZアドバイザーの岡田武人氏は「合弁会社の延長線として洪富の養殖フグを日本に持ち込み、境港で育てて国内市場で販売したい」と語った。

 合弁会社設立は境港貿易振興会が八月に大連市内で開いた商談会がきっかけ。同振興会長を兼ねる境港市の中村勝治市長は「境港のポートセールスが実を結び、うれしい。これが起爆剤となって環日本海経済交流に拍車が掛かれば」と期待を寄せている。(12/1記事)


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