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 2004年12月13日
 
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2004年12月13日
環境への影響小さい 米子空港滑走路延長
米子空港(境港市)の滑走路二千五百メートル化で予想されるジェット機大型化に伴う騒音について、国交省は「現況とほとんど変わらず、影響は小さい」との見解を示していることが、縦覧中の環境影響評価準備書で分かった。(日本海新聞提供)

 米子空港(境港市)の滑走路二千五百メートル化で予想されるジェット機大型化に伴う騒音について、国交省は「現況とほとんど変わらず、影響は小さい」との見解を示していることが、縦覧中の環境影響評価準備書で分かった。同省は環境保全の見地から市民の意見を来年一月二十日まで受け付け、最終的な評価書としてまとめた後、現地工事に着手する方針。

 準備書の説明会は十三日に境港市民会館、十四日に米子コンベンションセンターで、いずれも午後七時半から。参加自由。縦覧は休日を除いて来年一月六日まで米子、境港市役所、県庁などで実施している。

 準備書では延長工事のほか、大型化したジェット機の就航などが環境に与える影響について現地測定を踏まえ、項目別に予測、評価した。

 このうち、航空機騒音の周囲への影響は「うるささ指数」が七五の区間が美保湾上でわずかに伸び、七〇の区間が空港南側の米子市内で新たに生じるが、自衛隊機も含めて「全体としては現況とほとんど変わらないことから影響は小さい」と分析。建設作業の騒音は規制基準の八五デシベルを下回り、昼間が五五デシベル、夜間が四〇デシベルになるという。

 動植物への影響についても、進入灯に併設する立ち入り防止さくがキツネやタヌキの移動を阻害しないよう配慮するほか、バードパトロールや重要植物の移植、保全を実施するため「影響は小さい」としている。

 二千五百メートル化は空港東側(美保湾側)の防衛庁所有地などに滑走路を五百メートル延長する計画で、航空需要の増加による機体の大型化への対応をはじめ、積雪時の滑走路の長さ不足による欠航の解消が目的。駐機場の新設や進入灯の移設、JR境線や県道、市道のう回も行う。県道整備を除く国直轄の総事業費は約百二十億円。着工は二〇〇五年度中、運用開始は〇八−〇九年度の見込み。

 米子空港は一九四三年に旧海軍の飛行場として開設。五八年に防衛庁管理、六九年に民間共用となり、九六年に滑走路が二千メートルに延長された。大型機就航が想定される東京便の利用客数は、〇三年度で年間約三十八万人。(12/12記事)


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