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 2004年10月21日
 
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2004年10月21日
県民生活 直撃 交通乱れ、大きな被害
九月末の台風21号の記憶も覚めやらぬ間に、再び山陰地方を襲った台風23号。鳥取県内はまたも大きな被害に見舞われた。住宅の浸水や破損、避難を余儀なくされた住民が続出。各地で停電や学校の臨時休校が相次ぐなど、県民生活を直撃した。(日本海新聞提供)

 九月末の台風21号の記憶も覚めやらぬ間に、再び山陰地方を襲った台風23号。鳥取県内はまたも大きな被害に見舞われた。住宅の浸水や破損、避難を余儀なくされた住民が続出。各地で停電や学校の臨時休校が相次ぐなど、県民生活を直撃した。

 県の二十日午後六時現在のまとめによると、鳥取市で男性が強風のため作業中のビルから転落して死亡。青谷町や湯梨浜町などで住宅九棟が床下浸水し、佐治村や岸本町などで家屋が破損するなど建物被害は二十棟に上った。冠水や土砂崩れの恐れなどで、約百五十世帯、三百人以上が公民館などに避難した。

 鳥取市のJR鳥取駅前では、ビルの屋上に設置された横八メートル、縦三メートルの企業の看板が強風で吹き飛ばされ、四車線の道路を隔て、百貨店前の地下道入口に覆いかぶさった。

 南部町鴨部では高さ約十メートルのがけが崩れ、大量の土砂が民家の納屋に流れ込んだ。溝口町栃原では神社の境内の高さ約三十メートルのモミの木が風で倒れ、民家の軒先を直撃、屋根を壊した。

 境港市と島根県八束町江島を結ぶ開通したばかりの江島大橋では、車道と歩道を分けるアクリル板(八十平方メートル)が強風で飛び、通行中のトラックに接触した。橋の最上部(高さ約四十四メートル)の観測装置は、約四〇メートルの風を記録したという。

 JRは午後三時ごろまでに米子支社管内のほぼすべての運転を停止、約一万二千人に影響した。若桜鉄道は午後三時以降の六往復が全便運休した。

 鳥取、米子両空港の東京便は朝の便を除いて欠航。福岡、名古屋便はすべて欠航した。

 国道9号青谷・羽合道路は、泊・東郷インターチェンジ(湯梨浜町園)付近のランプのり面が約四十メートルにわたって崩れ、夕方から青谷町−湯梨浜町間が通行止め。米子自動車道も強風で夕方から全線通行止め。隠岐汽船はフェリー、高速船とも全便欠航。長距離バスや路線バスも夕方以降を中心に運休が相次いだ。

 中国電力によると、樹木が電線に倒れるなどして、西部を中心に最大一万八百世帯が停電した。

 県内の学校のほとんどが臨時休校や午前で授業を打ち切った。(10/21記事)


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