鳥取県がロケ地となった来夏全国公開の映画「妖怪大戦争」の制作発表会が一日、東京都調布市の角川大映撮影所で開かれた。冒頭、映画に出演した鳥取市覚寺の麒麟獅子(きりんじし)舞保存会が舞を披露。飛び入り参加した鳥取県の片山善博知事は「妖怪とともに鳥取県のことも少し知ってほしい」とPRした。
妖怪大戦争は、一九六〇年代に妖怪ブームを巻き起こした同名の映画のリメーク版。主役の少年と妖怪が世界征服を狙う悪霊に戦いを挑むファンタジー映画で、角川書店が大映を買収してできた新生「角川映画」の大作第一弾として制作される。
プロデュースに当たったのは、境港市出身の水木しげるさんや作家の荒俣宏さん、京極夏彦さん、宮部みゆきさんの四氏。ロケが今年七月中旬に鳥取市の椎谷神社や境港市の水木記念館などで行われ、地元住民がエキストラとして出演した。
記者会見には、角川映画の角川暦彦会長や水木さん、三池崇史監督のほか、主役の神木隆之介君や菅原文太さんら出演者が出席。出席者が並んだテーブルには、智頭町産のリンドウと奥大山の水が置かれた。
片山知事は「鳥取は、妖怪が住めるほど環境が良い、おまけに人の心がきれい」と鳥取県を紹介した上で「映画を皆さんに見ていただきたい。私はこれまで政府の悪口を言ってばかりきましたが、今後は妖怪大戦争の宣伝に力を入れたい」とユーモアを交えて話し、笑顔を見せた。(9/3記事)
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