「あきらめることなんて できないよ 君とぼくの人生だから いつか絶対かなうんよ…」。全盲のハンディを乗り越えて「愛と希望」を歌い続ける府中市のミュージシャン、堤友彦さん(26)と母の恵子さん(50)が四日、境港市上道町の市民会館で「トーク&ライブ」を行い、熱唱した。
演奏会は、小規模作業所「まつぼっくり」(同市竹内町)が四月に法人化し、小規模通所授産施設になったのを記念して実行委が企画、堤さんが快諾して実現した。堤さんは一歳のとき、事故で失明し、右半身も不自由になった。だが、音楽と出会い、約三百曲を演奏できるようになった。現在、福山市で音楽療法の助手をしながら、恵子さんと一緒に「トーク&ライブ」を続けている。
冒頭、堤さんは音楽に合わせて「鳥取のみなさんと一緒に楽しみたい。いかがですか」と元気にあいさつ。左手と足でキーボードを弾きながら、恵子さん作詞の「いつか絶対かなうんよ」など十数曲を熱唱、福祉関係者を中心に幅広い客層で埋まった会場を沸かせた。
まつぼっくり作業所の高木春未施設長は「堤さん親子のライブを聞いて、みんなが元気をもらって次の夢に向かって頑張ってほしい」と話していた。(9/5記事)
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