商業や観光施設の集積が進む境港市竹内団地を舞台に、PLNAT(プラント)など大型店開設や十月の江島大橋開通といった環境の変化を発展に生かす取り組みが本格化している。十六日には団地内にある夢みなと公園の観光活用策について関係者が意見を交換したほか、プラント進出を機に設けられた「地元優先ゾーン」の出店応募者が決定した。
夢みなとタワーなどを含む夢みなと公園の活用策を探る意見交換会が十六日、同タワーで開かれた。竹内団地内での大型店開店や江島大橋開通、水木しげる記念館の開館など周辺の環境変化を誘客につなげるため、観光や水産、福祉関係の十四人が同公園の在り方についてアイデアを出した。
山陰・夢みなと博覧会の遺産である同公園は、夢みなとタワー、みなと温泉館、水産物直売施設の境港さかなセンター、マリーナ広場などで形成されている。
会では、タワーの運営を県から受託する県観光事業団の上場重俊理事長が「県内で最も熱気のある地域は境港市だ。十月には江島大橋が開通し、市全体が活性化する予感もある」と切り出し、同公園の有効活用策について意見を募った。
これに対し、水木しげる記念館の桝田知身館長は「全国発信できる水木しげるさんの世界を活用すべき。タワーに水木さんの関連物を展示すれば面白い」と提案。小規模通所授産施設の高木春未施設長も「温泉館に目玉おやじの湯を設けるなど遊び心を持って水木しげるロードと公園を結び付けてほしい」と話すなど集客力のある同ロードと関連付けた仕掛けを説く声が相次いだ。
夢みなとタワーの岡本広実館長は「博覧会開催当初に比べて周辺が過渡期を迎えている。竹内団地では現在、商業化が進んでおり、団体全体の変化をにらんだ施設の活用を考える時期。この日の意見を集約して今後の活用の参考にしたい」と話していた。(9/17記事)
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