ラムサール条約の登録候補地として国際的価値が認められた中海の賢明な利用(ワイズユース)をアピールしていこうと、米子、境港市の関係団体の会合が十七日夜、米子市役所で開かれた。住民主導による連絡協議会の設立に合意し、十一月に啓発イベントを開催することを決めた。
中海のラムサール条約登録は、鳥獣保護区の要件が整い、環境省が候補地としてリストアップ。順調にいけば、来年十一月に登録の運びとなる。
この日の会合は、米子、境港市と県の呼び掛けで開かれ、中海水鳥公園国際交流基金財団や、環境保護団体、観光協会、商議所、地元ケーブルテレビなど八団体の代表が出席した。
連絡協(仮称「中海ワイズユース連絡協議会」)は、今後準備会を開いて詳細を詰め、立ち上げる。手始めとして十一月に「中海クリーン作戦」や「水鳥公園周辺ふれあいウォーキング大会」など参加団体の既存イベントを活用した啓発イベントを開催。中海の自然環境の保全・再生・利用へ機運を盛り上げ、漁業、農業団体などさらに幅広い団体にも参加を呼び掛ける。
事務局を担当する谷上道夫米子市環境政策課長は「ラムサール条約登録で、中海をよりよい環境で次世代に残す責務が課されることになる。住民主導による継続性のある取り組みをしていきたい」と話している。(9/19記事)
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