げたを飛ばして飛距離を競う「第六回ゲゲゲの鬼太郎ゲタ飛ばし大会」(境港青年会議所主催)が二十二日、JR境港駅前の特設広場で開かれた。県内外からの出場者は競技を楽しみながら記録の更新を目指し、世界記録も飛び出した。
あいにくの雨模様だったが、地元をはじめ中四国、関西地方から約六百二十人が参加し、小学生男子、同女子、一般メンズ、同レディース、同カップルの五部門に分かれて飛距離を競った。
日本ゲタ飛ばし協会(広島県福山市)の認定を受け、同協会ルールにのっとり実施。主催者によると、ゲタ飛ばし競技があるのは日本だけで、同協会の認定を受ければ日本記録がそのまま世界記録になるという。
この日、境港市上道町、会社員、桜谷明さん(23)は二八・九〇メートルの飛距離を出し、これまでの世界記録二八・〇六メートルを上回る世界新記録を見事に達成。「五輪で金メダルを取った気分。来年も出場し、記録を塗り替えたい」と喜んでいた。
このほか、軽い上に足の指から抜けやすい競技用のげたにもかかわらず、うまく抜けずに前に飛ばなかったり、勢い余って転んだりする珍プレーも。観衆は、げたを規定の範囲外に飛ばしてファウルになった人にも、弾丸ライナーのように飛ばした人にも惜しみない拍手や歓声を送っていた。
境港市は、代表作「ゲゲゲの鬼太郎」などで知られる漫画家、水木しげるさんのふるさとで、「鬼太郎に会えるまち」を生かしたまちおこしが官民で盛ん。同会議所は、鬼太郎のトレードマークのげたに着目し、境港を全国発信しようと一九九九年、この大会をスタートさせた。(8/23記事)
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